まつれづれぐさ

雨の日には傘を、晴れた日にはスニーカーを。そんな言葉を紡ぐことができる人に

40分×8コマ/1日、授業多い ~小学3年生と学ぶ1日@ケニア~

 

みなさん、こんにちは!りょうやです。

最近のナイロビは暑い。日差しが強い。

 

順調に日焼けしてるから、帰国したら浮く。

 

ぷかぷか。

 

前の記事でも言ったけど、僕は教育学部の教員養成課程で学ぶ学生だ。

前の記事?って人はこちらをチェケラ↓

 

 

matsuooner.hatenablog.jp

 

だから、海外の学校の雰囲気や授業はどんな感じなんだろうかと思い、渡航する度にその国の小学校に訪問して授業を見させてもらったり、先生方にインタビューさせていただいている。

 

今回は、ケニアの小学校にお邪魔してきました。

 

というわけで、

 

記念すべき第10稿、ケニアの小学校レポです。

 

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「はじまり~」

 

6歳から始まる初等教育8年、中等教育4年、高等教育4年の8・4・4年制。

 

初等教育8年間が義務教育期間であり、名目上は無償。

ただ、施設費や寄付として学校にお金はいくらか払わなくてはいけない。

 

「何が無償だよ!!」

ってケニア人の友人は言ってた。

 

学校が開校している年度期間は1月~11月くらいまで。

 

ざっくりこんな感じ、ケニアの教育制度。

 

公立学校、私立学校があり、学区制もないから行きたい学校に行ける。

 

資金が豊富な学校は教育設備や環境が整っているのに対し、そうでない学校も多々。

特に都市部、農村部間の学校格差が大きくなってしまっているというのが現状。

 

ここらへんの事情は、他の途上国にも共通していえることだ。

 

今回訪問させていただいたのは、ナイロビ市内にある私立小学校(幼稚園も併設)

 

「公立より私立のほうが訪問のハードルが低いぞ」

という同居人のアドバイスと徒歩10分という家からの圧倒的近さがこの学校を選んだ理由。

 

 

 

通っている児童の雰囲気から見るに、この学校に通う児童の親御さんたちは、ある程度お金のある人たちだ。

 

この学校は“資金が豊富にある学校”の1つだろう。

 

校門にたつ警備員さんに事情を説明し校内に入って、秘書さんや校長先生にも訪問の趣旨を説明。

快く快諾してくれて、無事訪問開始。

学校が休業期間に入るまでの間、週2~3程度で授業授業観察、先生方へのインタビューをする。

 

つもりだった。

 

つもりだったのに、、

 

まあ、これはあとで分かること。

 

anyway途上国の学校は基本こんな感じでちゃんと説明すれば、受け入れてくれるのでありがたい。

※今回はちゃんと資料を作成した、(笑)

 

最初の授業観察場所として選んだのは3年生のクラス。

理由は僕自身が教育実習で3年生を担当していたから。

 

「授業がはじまる前の気づき」

 

 

机の配置、先生が立つ場所、部屋の大きさ、教室の中は日本とほぼ同じ。

違いといえば、黒板がホワイトボードなのとケニアの国旗が掲げられていること、教室内に時計が無いこと。加えて教室中に貼られている英語で書かれた掲示物くらいだ。

 

体の部位の名称や発音表。

動詞の原形・過去形、反対語の組み合わせ。

字から察するに、すべて児童が書いたもののようだ。

 

なるほど。

 

教授言語は原則、英語。

これはもちろん、すべての教科。

ただ、スワヒリ語の授業はすべてスワヒリ語でやっている。

 

その甲斐あってか、小学3年生の英語力は大したものだった。

 

さすがにみんながみんなペラペラというわけではないし、自信なさげにしている子もいる。

 

ただ、英語というものに大きな違和感を感じているようにも見えない。

 

あとから教師をやっている友人に聞いたことだが、彼曰く

「英語をまともにしゃべれる子どもたちはそれ相応の親の元、それ相応の学校へ通っている。俺が教師をやっていた田舎町では英語、スワヒリ語母語の3種類を駆使していたよ。すべての教科を英語で教えるのは正直言って困難だった。」

らしい。

 

たしかに、都市部に住む彼の8歳の甥っ子と会った時、彼は英語で僕に話しかけてきた。

びびった。

 

母語というのは彼ら自身が所属する民族が使う言葉ということだ。

ケニアには43の民族があり、その数には及ばずとも多くの言語が存在している。

 

つまり、ケニアのちゃんと教育を受けることができた人達は、3言語以上話すことができるというわけ。

インドでも感じたけど、日本では馴染みのないことだろう。

同じ国の人と会話する際に、英語を用いることがある。

 

 

 

さらには、英語・スワヒリ語・民族語がごちゃまぜになった混合言語なんてのもあるから、おもしろい。

 

 

さあさ、学校に戻ろう。

休み時間になると全校の児童が俺に会うためにやってくる。

 

人気者状態。

 

500人くらいいる児童が俺を目当てにやってくる。

なんて気持ちのいいことなんだ。

 

握手を求めてくる児童に対応してやると、とびきりの笑顔を見せて喜んでくれる。

 

勘違いをするには申し分のない環境だ。

 

(笑)

 

寄り道が甚だしいな。

 

授業に入る。

 

「授業」

 

 

1コマ40分が授業時間だ。1時間目は8時30分から。

 

英語

算数

10分休み

スワヒリ語

体育

Teatime(20分休み)

理科

英語

昼休み

算数

社会

 

これが、訪問した日のスケジュール。

休み時間以外、基本授業間の休憩はない。

教科担任制なので、教師が入れ替わるように入ってきて、出ていく。

 

1時間目:英語 「接続詞」

 

〇授業進行

1.導入

前回までの授業内容の確認から入る。英語の接続詞を一通り言わせ復習。すんなりすべて出てこなかったため、隣の席の児童とペアワーク実施。10分間ほどディスカッションさせたあと、発表させる。

2.本授業の内容

「And」という接続詞の活用法の授業。3~4人のグループをつくり文を創作させる、その後代表者が前に出て発表。それに対し、他の児童が意見するというスタイル。

3.まとめ

授業で学んだことを3段落のショートポエムにまとめる活動を行う。

 

・児童が解答する際、挙手制なのは日本と同じ。

・児童の発言に対して、同意するならクラップ1回、すばらしいと思った時はクラップ数回と合言葉みたいな決まり事がある。声出しや盛り上げ的な意味も含まれてる。

・教科書はあるが、基本授業中は使用していない。

 

〇児童の活動

・「And」という接続詞を使った文を5つつくるという活動を3~4人で行う。

・グループで考えた5つの文を代表者が発表。

 

〇教師の様子

・ホワイトボードは縦に3分割し、真ん中→児童から見て右側→左側の順で使用。

・グループ活動時は机間巡視。

・前に出て発表する声が小さい時は教室の一番後ろに行き、大きな声で発表させる。(あえて離れる)

・指示、フィードバックもすべて英語。

・児童の授業態度に関する指摘(姿勢など)は少なめ。

 

〇児童の様子

・全体的に落ち着いて授業を受けている印象。だが、時間が経つにつれだれてくる。

・グループ活動の際も男女関係なく、交流し活動できている。

・ポケットを手に突っ込んで発表する子もいるが、許容されていた。

・賛成、反対ははっきり主張できる。

 

2時間目:算数 「時計の読み方」

 

〇授業進行

1.導入

前回の復習はなさそうだ。1時間は何分という簡単な質問から入る。

2.本授業の内容

時計盤の数字は5分区切りという説明。ホワイトボード上に時計盤を書き、「これは何時?」という質問を出す。児童は挙手して解答、それに対し他の児童が反応、教師が丸つけという流れ。

3.まとめ

教科書に載っている時間に関する問題を解かせる。(児童の個人作業)

・児童の様子を見ながらというよりは、教師のペースで進んでいく。

・教科書に沿った授業展開。

・前の授業と同じく、発表は挙手制。

 

〇教師の様子

・5分ほど遅刻して登場。

・ホワイトボード上に残った前の授業の内容を消してから授業スタート。ホワイトボードを消すのは次の授業の先生の仕事みたいだ。

・ホワイトボードは縦に3分割し、真ん中→児童から見て右側→左側の順で使用。

・教科書をしきりに確認しながら授業を展開。

・児童の授業態度に対する指摘はほぼない。

 

〇児童の活動

・ホワイトボード上に書かれた問題を挙手して解答。

・教科書の問題を解き、できた人から教師に持っていき確認。間違っていたら、ホワイトボード上に書かれた時計で確認。

 

〇児童の様子

・終始ざわざわしていた。

・手持ち無沙汰でめっちゃひまそう。

 

3時間目:スワヒリ語 「短編を読む」

 

〇授業進行

1.導入

事前に児童が提出していた宿題を返却後、教科書を教師・児童の全員で音読。

2.本授業の内容

3人~4人のグループに分かれる。音読した内容に関するクイズ(教科書に記載)を出し、グループワークで考えさせる。できたグループから挙手で教師を呼び、丸つけ。

3.まとめ

クイズの答えを全体で確認。先生が再び教科書を音読。

 

〇教師の様子

・ノートを配るのがめっちゃ雑。もはや投げてる、(笑)

・ホワイトボードは縦に3分割し、真ん中→児童から見て右側→左側の順で使用。

・それぞれの児童に対する細かい指示や指導はない。

・遊んでいて目に余る児童には、ペンで頭をたたく。児童は後ろで腕を組み、もういたずらはしません?の合図、(笑)

 

〇児童の活動

・教科書の音読。

・3~4人に分かれ、グループワークでクイズを解く。

 

〇児童の様子

・音読の際の姿勢は様々。頬杖をつく者、椅子に浅く座り踏ん反りかえる者、壁に寄りかかる者もいる。

・突っ伏して寝てる子もいた。

 

「突然の訪問終了」

 

こんな感じで授業観察をしていたところで、急に校長に呼ばれた。

この後のことは簡単でいいかな。

 

やっぱりちゃんとした許可が必要だと思うから教育省から許可証をもらってきてほしいと言われ、すぐに教育省に出向き申請するも即却下。基本、そんな許可は誰にも出しませんと。

 

ほう。

 

その後、いくつかの学校に出向くも同様の理由で断られ、そうこうするうちに学校は長期休暇に入ってしまい。

 

小学校訪問はあっけなく終了、(笑)

 

まあ、教師の友達はできたから話は聞けそうだけど、少し残念だ。

 

小学校訪問、、、

 

1校、しかも1クラスのほんの少しの授業しか見られなかったから、なんとも言い難い。

ただ、率直な感想を言えば、授業自体は練られてないなという印象。

 

指導案を見ながら、教師に詳しく聞きたいとこだ。

 

あと、規律をあまり感じない。

日本が厳し過ぎるのか。どうなんだろうね。

 

いくつか参考になるものはあった。例えば、英語の浸透度とか。

 

これだから、他国の教育現場を見るのはおもしろい。

 

輸入も輸出もできそうだ。

 

良いと思ったところを吸い取って、現場に合うようにカスタマイズする。

 

別に世界基準をすべてに導入する必要なんてないんだよね。

他はあくまで参考。何が必要かを考えて自国流の教育を作っていく。

 

おもろ。

 

そういえば、ケニアの学校は基本制服なんだけど、アクセサリーの着用は基本自由らしい。

ピアスをしたり、ブレスレットを付けた小学生もたくさんいた。

 

ケニアの学校は装飾品に対し寛容的だね、日本の学校では禁止されてるよ」

 

と友人に話したら、

 

「逆になんで禁止する必要があるんだ?(笑)」

 

と言われた。

 

なんでなんだろ、(笑)

 

とりあえず、

「装飾品を付けている児童・生徒は日本の学校にとって、最大の危険因子なんだ」

と説明しといた。

 

めっちゃ笑ってた、(笑)

 

なわけ。

ケニアでケニア人とシェアハウス ~異文化間生活も悪くない~

 

 

こんにちは、りょうやです。

ご無沙汰してます。

 

みなさん、お気づきとのこととは思いますが、しっかり更新をさぼってました。

 

そして、気づいたことは、ブログをしっかり更新している人は本当にすごいということ。

 

“本当にすごい”

 

なんという低俗な感情表現、(笑)

 

“心から素晴らしいと思う”

 

大差ないな、(笑)

 

まあいい。

なぜ、そう感じたかというとブログを毎日更新するというその労力もさることながら、何を書こうかというネタを考えることに関しても、大変だなあと思ったから。

 

「継続力」

「話題提供力」

「文章力」

 

なんでも「力」ってつけたらそれっぽいな、(笑)

 

僕は、

「ほそぼそでいいから更新を続ける力」

をモットーにやっていきたいと思います。

 

 

Anyway今回の本題。

 

ケニアに来てもうすぐ2か月くらい。

9月の終わりくらから、ケニア人の友人の家にお邪魔して、シェアハウスをさせてもらっているんだけど、それがなかなかおもしろい。

 

【固定メンバー

 

家主のエルビス

 

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その親友のネルソン、同じNPOのメンバーのたくまくん、そして俺。

 

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以上。

 

まあ、エルビスはパーリ―ピーポーだから、あんまり家に帰ってこないけど、(笑)

気さくかつホスピタリティ精神にあふれた超ナイスガイ。

 

ネルソンは日本人の彼女を持つ、寛容さmaxの優しい男。

 

たくま君は俺が説明するより、彼のツイッターをみてもらったほうが早いと思うので、チェケラしてください

そして、このエルビス家には定期で彼の友人たちがめっちゃくる。

 

毎朝9時くらいに間違いなく来るのが、アなんちゃら。

名前忘れた、(笑)

ずうずうしくて、体臭がきつめ。悪いやつではない、はず。

 

 

エルビス家に来てはインターネットでサッカーの試合に金を賭けているのが、ブラン。

そのイメージしかない。毎日いる。めっちゃYouTubeみてる、(笑)

 

どうやら彼らの家には安定したネット環境が無く、Wi-Fiを利用するために来てるらしい。

 

後は、エルビスの彼女?の最強パーリ―ピーポー、ダシ。

ハイテンションの塊みたいな女の子。

 

プラスで不定期メンバーがあと3、4人遊びに来るという、かなりのオープンスペース状態。

 

朝起きたらいるし、帰ってきたらいるし、何気にご飯を食べていくし、なんなら僕ら固定メンバーよりもこの家にいるんじゃないかというくらい“いる”、(笑)

 

なんというか、新鮮だ。

 

言うなれば、秘密基地。

 

特に集合時間を決めたり、約束をしたりしなくても、みんなが集まる的な。

 

 

とてもウェルカムでそんなオープンマインドな雰囲気はとても良いと思う。

何気なくお互いの国のことに関して話したり聞いたり、言語を教え合ったりする時間も楽しい。最高だ。

それに基本自炊の生活だから、彼らがつくるケニア料理に舌鼓を打つこともできる。

まあ、日本人メンバーを除いて作ってくれるのは基本、ネルソン。

 

そして、基本ウガリ

 

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ガリ

穀物でできた粉を練り上げた餅みたいなやつ。

 

 

ただ時間帯をわきまえず、爆音で音楽を流すのはマジでやめてもらいたい。

爆音で流す音楽がクラシックとかならまだしも、ゴリゴリのクラブミュージックなのは、冗談抜きで本当にやめてもらいたい。

というか大音量のクラシックも迷惑だな、断固反対。

 

そんな時は音量を下げるように言うか、機をうかがって音量を下げるようにしている。

 

 

 

住んでいる町にもだいぶ馴染んできて、行きつけのお店もできたし路上販売のおばちゃん、道端で溜まっているおっちゃんたちとも仲良くなった。

他の場所に出かけてこの町に帰ってくると落ち着く程度には、好きになった。

 

道路が完全に整備されているわけではないから、砂埃が本当にひどいし、水も電気もしょっちゅう止まるけど、かなり充実した暮らしができていると思う。

 

 

まあ、とはいえ日本が良いけどね、俺は!!!

 

 

Anyway異文化の人達とシェアハウスすることはおススメする。

 

「他の文化により深く触れることができる」

「自国の文化を発信できる」

「自分の許容の幅が分かる」

「心が大きくなる、(笑)」

 

とかとか良いことだらけだと思うから。

 

ボーダレスハウス↓

シェアハウス東京で外国人と国際交流 | 英語が学べるボーダレスハウス

 

こんな取り組みもあるよ!!

ちゃっかり自社を紹介する、(笑)

 

 

 

まあ、何を言いたかったかというと、日本食とおいしい空気が恋しいなってこと。

なるはやで、(笑)

拝啓、すべての市民と先生と先生のひよこへ ~自戒を込めて記す傲慢~

 

みなさん、こんにちは、りょうやです。

 

ご存知の通り、ケニアに来てメイト(ギャング)の就労支援をしている僕ですが、今回はそれと全く関係の無いことを書こうと思います。

別に、ネタ切れなわけじゃないよ、(笑)

 

まだ、8稿目よ、だって。

 

なわけ、(笑)

 

 

Anyway知っている方もいるかもしれませんが、僕は教育学部の教員養成課程で学ぶ、まさに“純金の教師のひよこ”です。

 

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だから、教育とか学校とかっていうワードには比較的敏感で、色々と見聞き考えたりする。

 

最近では初等教育への外国語必修化やいじめ認定が話題になり、他にもICT教育やオルタナティブ教育など。

教育という話題は常に、社会の関心事なわけで。

 

世間のみなさん同様、僕も強い関心を寄せる1人。

 

それに先週、ケニアの小学校に訪問してきて、そこで思ったこともあった。

今回はそれをブログに書こうかなと。

 

 

ケニアの小学校に関しては、次回書こう。

 

 

 

初めに書いておくけど、今回僕がここに書き記す“傲慢”は自戒だ。

 

 

僕はみなさんに聞いてみたい。

 

 

今まで出会った先生の中で

 

「自分の子どももこの先生の元で学んでほしい」

 

と思える先生はいますか。いるのなら何人ですか。

 

 

現在、教師になるために勉強している同志たちに聞きたい。

 

「あなたがともに学んでいる教師のひよこの中に、あなたの子どもを任せたいと思える人は何人いますか」

 

仲が良いからとかなんて理由はもってのほかだよ。

 

 

今、自分の子どもがいない人は想像でかまいません。

目に入れても痛くない、大切で愛しくてかけがえのない存在。

 

そんな自分の子どもが、教えを受けることになる先生。

 

 

任せたいと思える人はいましたか。

 

たくさんいることを祈る。

 

どんな先生に自分の子どもを任せたいですか。

 

 

聞いているばかりだな。

じゃあ、僕はどんな先生になら自分の子どもを任せたいと思うか。

 

教育に対し明確な考えを持ち、自分が目指すべき確固たるビジョンがある先生。

教育とはなんなのか、どんな先生になりたいのか、子どもたちにどうなってほしいのか、そのために自分はどう動くべきなのか、

 

それらに対する自分の答えを持っている人。

 

 

人格者である先生。

1人の人間として尊敬できる、素晴らしい人ということ。

例えばそれはすごく大袈裟なことではなく、悪口や陰口を言わないなんてことから始まる。

 

 

児童、生徒の将来を考えたうえで接し、彼らのために1つ1つの選択ができる先生。

彼らのことを親身に考えたうえで日々の言動や態度・姿勢に気を遣える人。

器が大きく、辛抱強く、そして導いてくれる人。

しかるべき時に、しかるべき方法で、叱ることのできる人。

具体例は枚挙に暇がない。

 

 

引き出しの多い先生。

教師に関係すること以外の経験が豊富で、色んな話題を持つ人。

広く多くの分野に関心を持つ、または持とうという姿勢の人。

社会に対してしっかりとアンテナを張っていて、情報収集を怠らない人。

 

 

こんな先生に僕は自分の子どもをお願いしたい。

 

こんな理想の先生像、夢見過ぎか。

僕はそう思わない。

絶対いる、たくさんいる。

 

もちろん、そんな先生のひよこもたくさんいるはずだ。

 

 

ただ、そんな先生たちがその実力や姿勢を発揮するには、現在の日本の教育現場の状況ではちょっと忙し過ぎる。

肩身が狭すぎる。

そして、外野がうるさすぎる。

 

監督同様、教師に必要なものも“耳栓”なのかもね、ファーガソン

 

“教育”という分野になると、我がもの顔で持論を展開する輩が世間には多すぎる。

政治家も芸能人も一般の方たちも。

そんな「エセ教育評論家」に問いたい。

「その主張の根拠はと」

“私の経験上~”なんて言葉を使ったら、聞くのは話半分でいいだろう。

 

 

大事なのは、客観的な根拠だ。

 

僕はそう思う。

 

経験を無碍にしろという意味ではない。

経験は、データとともに普遍的なものに落とし込み、客観的な根拠にすれば良いと思う。

 

 

とはいえ、教育はみずものだ。

 

 

 

 

なぜ、先生になったのか、なりたいのか。

「教えることが好きだから!!」

みたいな自分目線の理由だったら別に、学校の先生になる必要はないと思う。

むしろ、そんなちんけな理由でなるなと。

 

学校は、子どもたちは、あなたがエクスタシーを感じるためのものではないのだよと。

 

 

もう一度。

今回、僕がここに書き記した“傲慢”は自戒だ。

エセ教育評論家による今の自分、そして将来の自分に対しての。

 

 

僕は将来、

「教員養成」と「教員環境の整備」をやりたい。

素晴らしい先生を育てて、そんな先生方が自分の実力を子どもたちのために十分に発揮できるような環境を用意したい。

国内、国外関わらず。

 

もちろん、小学校の先生もやりたい!!

自分が担任になったら、教室の掲示物をこんな感じにして、多種多様な分野で活躍する人物を教室に招いて、こんな授業をして、、、と挙げたらワクワクがとまらない。

 

っと。

 

 

今回もひどく好き放題書いたもんだ。

 

(笑)

 

まあ、あとから見返して、「若いな、(笑)」って思うのも悪くない。

 

少なくとも、21歳でケニアにいた頃の自分はこう思っていたよと。

 

 

こう言葉にしてみると、「この部分もっと考えなきゃな」とか「勉強たりんな」とかって分かるから良いな。

 

ふう。

 

 

つかれた。

 

さあ、今から片道6キロを歩いて、NGO訪問だ。

 

昨日は閉まってたから、リベンジ。

 

 

開いてろよ。

 

たのむ。

ただ徒然に、ケニア ~チンチョンと呼ばれて~

 

こんにちは、りょうやです。

 

一週間近く更新をさぼっていたわけで。

別にすごく忙しかった訳でも、体調を崩していた訳でも、電波状況が悪かった訳でもなく。

 

ただ、気の赴くままに日常を過ごしていただけ。

 

(笑)

 

サボってた。

 

まあ、今こう書き始めているわけで、きっとチャラでしょう。

 

 

9月1日にケニアに到着してから、はや1か月。

もうなにもかもが目まぐるしく、あれやこれやと必死に、気づいたらもう1か月経ってましたみたいな感じではなく。

 

ちゃんと、1か月過ごしたなって思う。

 

そう思うのも、このケニア・ナイロビという場所が、自分にとってどこかなじみのある場所のように感じるからかもしれない。

 

というのも、ここナイロビ、インドのデリーに似てる。

 

そこにいるのがケニア人かインド人かの違いだけで、それ以外はかなり似ているように思う。

 

立ち並ぶ店や、行き交う車や人の様子、街全体の雰囲気。

 

まあそりゃ、ジャマーマスジット周辺オールドデリーと呼ばれている場所の方がもっと雑然としていて人も建物も混み合っているし、

 

THEオフィス街といった感じに立ち並ぶ高層ビルの数はナイロビに軍配が上がるとは思う。

 

ざっくり似ている

 

 

大きく違うところといえば、ナイロビでは

 

「チンチョン!!」

 

とか

 

「ニーハオ」

 

とか

 

「チンチョンチャン」

 

とかって言われることだろう。

 

街だけじゃない。

ナイロビの少し田舎のほうへ行ってもそうだ。

老若男女、もちろん子どもたちも。

 

こちらの反応を期待するものもあれば、僕の隣を通りすぎる瞬間に置き土産のように言っていくものもある。

 

親しみを込めてそう呼ぶのなら、かまわない。

 

でもそうじゃないことを意図して投げかけられることが多い。

 

 

これは本当に快く感じない。

 

あきらかに馬鹿にしている表情で言われると、その嫌悪感は倍増だ。

 

その度、

 

「俺は中国人じゃなくて、日本人だからな」

 

と反応してあげる。

 

すると彼らは決まって、反応に困って

「お、おう。OKOK」

みたいな表情をする。

 

毎回思うが、彼らはその瞬間に何を感じているのか、(笑)

今度聞いてみるか。

 

というか中国人はこの呼びかけに対して、どう思うのだろうか。

これも今度聞いてみようか。

中国人を探すことからしなくてはだな。

 

それでは、当のケニア人は何を思ってそう声を掛けるのか。

 

「ちょっかいをかけたいだけの人もいる。ただ馬鹿にするような意味合いを込めている人がいることは確かだ」

 

ケニア人の友人はそう教えてくれた。

 

近頃、ケニアには多くの中国系企業が進出してきているし、中国資本で実施される公共事業もある。

もたらされるものが良い面ばかりなら良いのだが、そうもいかないのが世の常だろう。

 

その結果の1つが、“雑なからかい”という形なわけか。

 

 

とはいえ、僕が頭ごなしにそんなケニア人に対して不満を漏らすのは現時点ではナンセンスだ。

 

なぜなら、僕はケニアと中国の関係性を詳しくは知らないし、その歴史や背景を知らない。

お互いの思惑やお互いが抱える感情や思想を知らない。

 

 

まあ、さすがに時々腹に立つが、(笑)

 

先週なんか僕らを中国人と勘違いした輩に絡まれた。

あの時は本当に癪に障ったし、徹底抗戦だった。

最終的には日本人ということをようやく受け入れ謝ってきたが、それはやりすぎだよ、酔っ払い。

 

 

Anyway僕の生活圏ではなんだかんだ“日本人”が浸透し始めてきた。

 

かなり徐々にだが。

 

地道に続けている日本人だという主張とコミュニケーションが功を奏しはじめている。

 

よしよし。

 

もともと、日本に対しての印象は良さそうだ。

 

ケニア車界隈で圧倒的シェアを誇る日本車がその一助を担っているのだろう。

 

 

まあとはいえ、彼らからしたら見た目だけでアジア人を国名判別するのはきっと至難の業だ。

 

逆も然り。

僕らがアフリカ大陸出身やヨーロッパ出身の方々の出身国を違わず判別することは難しいだろう。

まあ、日本人はそんな状況で、見かけた外国人に対し一か八か蔑称を叫んだりはしないだろうが。

 

今日の分だけ見ると、僕がケニア人に辟易しているように思えるかもしれないがそうじゃない。

 

ケニア人はけっこう好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

以上、他称フィリピン人がお送りしました。

熱く、激しく、健全。 ~週末の過ごし方のススメ@ケニア~

 

こんにちは、りょうやです。

 

文面では非常に伝わりにくいのですが、、

今、外では女性の怒号が響き渡っています。

 

他の住民たちは思わず、苦笑い。

 

子どものひそひそ笑い声も聞こえる。

 

一体何があったのか。

浮気でもされたのか、鉢合わせてしまったのか、修羅場なのか

 

と様々な想像がかきたてられるくらい、見事な怒号が響き渡っています。

 

そんな中、5階建てのマンションでたった一部屋だけ、謎に停電しているこの部屋からお届けします。

 

みなさん、海外サッカーにはどのくらい興味がありますか?

 

イングランド、ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、ロシア、などなど

 

色々ありますが。

 

僕はもっぱら、イングランドプレミアリーグアーセナルのファン。

 

スタジアムにも行って、ユニフォームも買って、DAZNも契約して、やがて家庭を持ったら一家全員アーセナルファンにしてしまおう、とまで企むグーナーです。

 

 

Anyway、あなたがもし海外サッカー好きなら、一刻もはやくケニアに来て、週末のスポーツバーに足を運ぶべきだ。

 

 

ブログを書くことにも馴れ始め、多少内容が雑になり始める頃であろう、第7稿。

今回は「ケニア、スポーツバーのススメ」です。

 

僕がケニアのスポーツバーをすすめる理由は全部で3つ。

 

経験とともにいきます。

 

 

1つ目、最高に盛り上がれる!

 

しょっぱなから小学生みたいな理由。

お恥ずかしい。

ただ、これは真実。

 

スポーツバーに行くと、そこは様々なチームのファンで溢れかえっている。

 

そして、互いのチームの話で持ち切りだ。

 

「お前はどこのチームのだ?」

アーセナルは万年勝てない」

「今年のマンUはだめだ」

「シティはただの金満だ」

リヴァプールこそが最強だ」

チェルシーだよ、チェルシー

まあ、とはいえスパーズの話題は出ないけどね、(笑)

 

そんな騒がしいやつらとビールを飲みながら、同じ画面を観て、その内容に一喜一憂する。

 

知り合い、初対面、関係ない。

 

罵倒し合い、称え合い、騒ぎまくる、

 

最高じゃないすか。

 

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 うえいよーー

 

 

2つ目!!ビールをタダで飲めることがある、(笑)

 

~俺とおじさんの会話~

 

おじさん「アーセナルは今日の試合、勝てないよ」

俺「いや、勝つよ。いいから見てろって」

お「アーセナルはくそだ、絶対勝てやしない」

俺「うるさ、勝つから。マジで」

お「負け組が。アーセナルが勝ったら、ビールおごってやるよ。負けたら、お前がおごれよ」

俺「わかったよ。先に言っとくわ、ビールありがと」

 

なんてやりとり。

 

結局、アーセナルが勝って、めでたくビールげっと!

おじさんともなんだかんだかなり盛り上がって、最終的には、

「お前は今日からブラザーだ!!」

だなんて、上機嫌。

 

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ひいきのチームが勝って、ビールがタダなんて最高でしょう。

毎週末、戦うことを約束しました。

 

待っているのは、最高の週末だ。

 

 

 

1つ、2つと理由を挙げてきたところだけど、なんてしょうもないんだ。

 

いや、最後はしっかりしてるから、安心してほしい。

 

 

3つ目!!ケニア人女性に口説かれる。

 

ほら。

 

悪くないでしょ。

 

初めての逆ナンがケニアか。

これで僕も立派なグローバル人材の仲間入りだな。

 

「お兄さん、肌の色がすてきね。なんてかっこいいの、連絡先教えて」

 

しつこいからちゃんと教えましたよ。

 

ただ、まあ連絡が来ないのは機密事項。

うるさい、飲んだ勢いだなんてことは百も承知だよ。

 

 

にしても、肌の色って、、

 

「大事なのは肌の色でも出身国でもなく、個人の人間性だよ」

と伝えておきました。

 

 

そう、私はグローバル人材。

 

 

以上この3つが、ケニアのスポーツバーに行くことをおススメする理由。

 

これはやったな。

 

我ながら、とんだ駄作を書いてしまった。

 

まあ、ひとつくらいこんなしょうもない記事があってもいいだろう。

 

意味のあることを発信しようとしたり背伸びをしても、疲れるだけだし、ボロがでるしね。

 

そもそも、そんな内容を発信できたことないけど。

 

でもこれだけはお伝えしたいのは

 

本当におススメだということ。

 

絶対に最高な夜を過ごせるから。

 

 

海外サッカーには興味がないって?

 

 

 

そりゃ知らんよ。

 

 

さあさ、今週末も行きますか!!

一緒に行きたい人、ケニア集合で。

 

 

ていうかさ、、

 

なんでこの部屋だけ停電してるの。

ドイツ人もマサイ族に!?さあ、マサイ族の村へ ~マサイマラ3日目~

 みなさん、こんにちは、りょうやです。

少し更新が遅れましたが、マサイマラ3日目。

いよいよ、マサイ族の村へお邪魔します!

 

現地の人に聞いたんだけど、マサイ族出身には優秀な人が多くて、元ケニア航空のトップを務めた人や政府高官になった人もいるらしい。

 

すでにステレオタイプは崩壊。

 

さあさあ、村訪問。

キャンプ場に向かえにきてくれた、2人のマサイ族の民、ディクソンさんともう1人が案内役(すまん、名前をわすれてしまった)

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このお2人、キャンプ場へは待ち合わせの10分前に来てくれるというpunctualぶり。

さすがです、ありがとう。

 

 

名前を忘れてしまった彼だけど、1つ特徴が!!

 

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ジョエル・キャンベルにめっちゃ似てる!

海外サッカー好きならピンとくるかも。

アーセナルコスタリカ代表の彼です。

※勝手にさらしてごめんね、後輩

 

 

Anywayこのお2人が暮らすロペル村へはキャンプ場から徒歩で20分くらい。

この村には150人ほどが生活しているとのこと。

ロペル村以外にも多くの村があって、その数は170にものぼるらしい。

 

ディクソンさんはこの村案内を10年間近くやっているベテラン。

キャンプ場やツアー会社からの要請があったら、村の中で誰がやるか決めて担当するらしい。

この村には僕たち以外にももう一組、今週来たとのこと。

 

案内はすべて英語でしてくれた。

「なんでそんなにしゃべれるんですか?」

と聞いたら

「小学校でやったからね。進学はしてないけど、案内をしているうちに覚えることもある」

とのこと。

 

なるほど。

ケニアの学校はall-English。

その成果かな。

 

ちなみに、村から少し歩いたところに小学校があって、そこへ徒歩で通っているらしい。

奥の緑色の屋根のやつ。

 

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その後の進学は家庭の経済状況次第。

 

 

 

村に到着。

到着したら村人たちで歓迎のダンス!

 

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マサイ族といえば、、というジャンプも!!

このジャンプは高さを競うものなんだと。

 

ダンスはセレモニーの時にするもので

例えば、歓迎式や結婚式、ライオンを狩った時や子どもの名づけの時などにも行うらしい。

 

なんかすてきだ。

 

 

んで、記念撮影。

毛むくじゃらの被り物は、ライオンの毛でできてるとか!!

おお。

 

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村に入ったら、火起こし体験とか家庭訪問をさせてもらった。

 

お邪魔します。

 

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ディクソンさんは5人家族。

奥さんと5歳、3歳の息子さんたち、6か月の娘さん。

 

 

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泥と牛糞、木でできた家。

なんと、この家、奥さんとなった人が3か月かけて1人でつくるらしい。

おお。

感嘆。

 

蚊が入ってこないようにと、窓は本当に最低限。

だから、真っ暗。

 

ソーラーパネルで電気が通っていて小さな電球があったけど、”寄付”でついたものらしい。

 

これだけ、私生活をオープンにして、観光客へ見せているんだ、その対価としては足りないくらいか。

 

マサイ族の方々は手作りの小物などを作っていて、積極に営業してきた。

その収益は子どもの教育費などといった形で、村に還元されるとのこと。

 

きっちり値段交渉した後、僕も購入。

なかなか良い。

 

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別れ際、気になったから聞いてみた。

 

「海外の人や観光客が村に来て、観光することをどう思うか」

 

そしたら答えてくれた。

 

「海外の人が来たり、自分たちの生活を見られることに関してはおおむね問題ない。私たちは常にウェルカムだ。この前なんか、ドイツ人の観光客がマサイ族になりたいって来たんだ。家族や村と話合って迎え入れることにしたよ。」

 

なんと、、、

 

寛大。

 

 

それでも、正直なところ村を訪問しているときは僕自身、複雑な気持ちだった。

彼らは動物園の動物でも役者さんたちでもない。

”見せ物”ではない。

 

たしかにそこで、生活している人々なのだから。

 

僕たちを迎え入れてくれた彼らの寛容さに感謝するとともに、敬意を払うべきとも思った。

 

 

 

今後、彼らはどうなっていくのだろうか。

急速に変化する時代の波に乗り、都市化していくのかだろうか。

 

博物館化していくのだろうか。

 

それとも、時代には乗らず固有の文化や伝統を継承し続けていくのだろうか。

 

いずれにせよ、彼らの選ぶ道だ。

 

彼らが望むように、彼らの意見が尊重される形になることを願わんばかりだ。

 

 

マサイマラ、総じて良かった。

サファリのど真ん中で奇跡は起きるか ~マサイマラ 2日目~

 こんにちは、りょうやです!

昨日に引き続き、マサイマラからお届けします!!

 

さて、マサイマラ2日目。

 

無事、5時半に起きることに成功!

テントの中も快適。

快適過ぎて大爆睡。

 

4万円クオリティ。

 

 

Anyway

昇りゆく朝日を見ながら、サファリに出発!!

 

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今日こそは完全制覇できるか!BIG5!!

そして、ひぽぽたす!!

 

さて、動物のみなさんは朝をどのように過ごしているのかというと、、、

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みんな、朝ごはん中!

 

バイソンも

 

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ハゲワシも

 

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ハイエナも

 

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醜いあいつも

 

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チョコロールも

 

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名前を忘れられたあいつも

 

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もうみんな、一心不乱に草に夢中。

 

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Oops

 

この“おふたり”は違うことに夢中だったようで。

 

お邪魔しました。

 

その後ろ姿は、朝帰りそのもの。

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思わず顔をしかめる、他のバッファロー

 

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楽家みたいな面構え。

 

 

 

 

 

 

???

 

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!!!

 

ひぽぽ!!

 

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不意打ちすぎる、念願のひぽぽ!

 

ただ、残念なことにこの池。

 

すっげーくさい。

 

そこに漬かってるひぽぽ。

 

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ひぽぽ、、、

 

 

Anyway!! 

幸先よすぎるスタート!!

 

その後も

 

ダチョウ(めっちゃ遠いけど)

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ソーセージツリー(果実がソーセージみたいだかららしい)

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一列になるシマウマ

 

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青い鳥、スターリン(実物はもっと綺麗よ!)

 

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ライオンのメス(ライオンを見飽きるという、贅沢)

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キリンの親子

 

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水浴びするハイエナ

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BIG5の一角、チーターも出現!!

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凛とした姿がかっこいい。

視線の先のシマウマの群れをじっと見つめてた。

 

そのチーターから500mほど離れた場所で昼食。

奥の車のあたりにチーターがいる、まあまあ近くないか?

時速200キロで来られたらひとたまりもないな、(笑)

 

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昼食は、サンドイッチ、チキン、果物、ジュース

 

 

サファリついでに、タンザニアとの国境に!!

 

まさに、ボーダーライン!!

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からのタンザニアにお邪魔します!!

 

年甲斐もなくはじゃぐ21歳。

 右側がケニア、左側がタンザニア

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また、しばらく走ると、、、

 

マラ川に到着!!

ここで1つのドラマを見ることに。

 

「川を渡りたいシマウマ」VS「シマウマを食べたいクロコダイル」

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あと一歩が出ず、川を渡ることができないシマウマ。

シマウマが渡ろうとする岸に徐々に近づくクロコダイル。

対岸では、仲間のシマウマが心配そうに鳴いている。

 

川をよく見たらひぽぽもいたけど、なんという我関せず感。

 

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拮抗した状況が続くこと、15分。

 

なぜか、シマウマの群れに紛れ込んでいたトピーが動き出す!!

 

「俺についてこい!」と言わんばかりの雰囲気。

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歩みを進めるトピー。

 

行くのかトピー、、、

 

シマウマの目にも力が入る。

 

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トピー!!!

 

 

 

 

川岸をちょっと覗いて、颯爽と草原に消えていった、(笑)

 

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この後もしばらく待ったんだけど、何も起こらず。

 

退散!!

 

シマウマが去った後川岸を見たけど、4匹ものクロコダイルがいた。

そりゃ渡れんわ。

 

自然でしか見られない、駆け引きだった。

 

 

ひぽぽの大群。

 

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ちょっと見飽きた感があるのは、きっと気のせい。

 

この後、しばらくぐるぐるしたんだけど、特に何もなく、、、

 

もう終わりかと思った。

 

????????????????

 

 

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!?!?!?!?!?!?!?!?

 

!!!!!!!!!!!!!!!!

 

サイだ!!!!!!

 

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もうみんな大興奮!

 

ジェフもトランシーバーで仲間に連絡しながら、双眼鏡を取り出すほど興奮!!

 

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なんという奇跡!

 

結局このサイ、5分ほどで茂みの中に消えていった。

続々と他の車も集まってきたけど、その時にはもういなかったというわけ。

 

なんというレア感。そしてそれを分かっているサイ。

 

 

朝6時半~夕方5時半までのロングサファリドライブ。

最高の締めくくりだった。

 

大満足の2日目。

 

 

さあ、次は最終日。

マサイ族の村に潜入だ!

誰もが知ってる民族の正体やいかに。

 

Let's マサイ!